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2019年10月、天然記念物に指定された愛知県知多市の「佐布里梅」。伊勢湾台風被害や佐布里池建設工事による水没など数々の危機を乗り越えてきた佐布里梅ですが、今再び存続の危機に瀕しています。
愛知県知多市の天然記念物の「佐布里梅」と梅農家を守りたい。そうした想いからスタートした「佐布里梅」を使った梅酒開発プロジェクト。「佐布里梅」の魅力を世界に発信するための取り組みとして、「CAMPFIRE」でクラウドファンディングを開始しました。
数々の日本酒のブランディングや沖縄ウイスキーの開発を手掛けた株式会社ケーエイチプラス、昔ながらの手間がかかる酒づくりを170年以上つづけてきた澤田酒造、そして愛知県出身のバスケットボールプレイヤーであり日本代表選手でもある髙田真希選手との共同企画で、これまでにない味わいの梅酒が誕生しました。
原料として使うのは愛知県・知多市の佐布里梅。贅沢に純米大吟醸のブレンド古酒に漬け込んだ上品な甘さが特徴です。ワラ灰によるあく抜き、手作業によるヘタ取りなど、原料と昔ながらの製法にとことんこだわってつくられる梅酒は、爽やかな酸味とまろやかな味わいで、普段あまりお酒を飲まない女性の方でもスイスイと飲めてしまうのではないでしょうか。
味わいの決め手となる佐布里梅は強い酸味と果肉の厚みが特徴。梅酒や梅シロップの原料として使うと非常に爽やかな酸味を放ちます。ですが、その栽培にはものすごく手間がかかる。豊作と不作の年も激しく、後継者不足を理由に梅農家をやめてしまう方も増えてきました。愛知の宝である「佐布里梅」と梅農家を守りたい。そうした想いからスタートした本プロジェクトは、「佐布里梅」の魅力を日本はもちろん“全世界”へと発信したいと考えています。
佐布里梅の魅力を、7か国語に対応した動画で世界へ届けます。
ラベルに描かれているのはQRコードのみ。奇抜な見た目の梅酒ですが、そのQRコードをスマートフォンで読み込むと、佐布里梅農家の収穫の様子や澤田酒造での製造工程、さらには美味しい飲み方等の紹介映像が流れます。梅酒の味わいはもちろん背景にあるストーリーまで楽しんでもらいたい。言語は、英語、中国語、スペイン語、韓国語、タイ語、ベトナム語、日本語の7か国語に対応。日本を飛び越えて世界へと「佐布里梅」の魅力を発信していきます。
キャンプファイアープロジェクトページ
プロジェクト名:天然記念物「佐布里梅」と大吟醸で仕込んだ梅酒を、QRコードと映像の力で世界へ。
プロジェクトURL:https://camp-fire.jp/projects/view/631575